Fの壁

こんにちは!

ギター講師の今野です!

少しずつ秋めいてきましたね。

涼しくなるのは良い様な
まだ少し、夏が終わるのは寂しい様な。

ちなみに僕としては花粉が辛い季節がやってきます。ブタクサが…笑

さて今日はもう、タイトルの通り。
多くの人が挫折する、バレーコード。

中々文章で説明するのも難しく、これまであまり触れてきませんでしたが

ちょっとトライしてみましょう。

まずご存じの通り、セーハ(主に人差し指で、全部ないし一部の複数弦をまとめて押弦する手法)が出来る様に練習します。

(ちなみにまとめて押さえる事をセーハ、と言いますが
セーハを使うコードはバレーコードと言います。
セーハコード、バレーする、とはあまり言いません。何故だろう…笑)

この時に大事なのが

人差し指の、特に第二関節が曲がらない様にする事。
ここが曲がると全ての弦に均一に力がかかりません。

その為に大事なポイントは

人差し指の付け根の位置

です。

ここが指板面より手前に出ていないと
どうしたって第二関節が曲がります。

人差し指の付け根はグッと前に出してあげます。
その為には、親指の位置が大事になります。

親指がオープンコードを弾く時の様に
6弦に触れられそうなくらい高い位置にあると

人差し指の付け根が前に出せません。
親指はネック幅の真ん中から下半分あたりにあると良いと思います。

あとは指が曲がらない様に真っ直ぐにして

フレットの際から離れない様に、真っ直ぐフレットに沿って

指のお腹より若干、親指側の側面を使って

全部の弦にバランスよく力がかかる様にします。

↑と、サラッと書きましたがこの4文が中々難しいようです。
ですがこれが中々…文章で説明しきれる所ではないのですが。。

ポイントは人差し指の形だと思います。
フレットのRに沿って、全体に均一に当たる形が作れれば

そこまで力は要りません。正しく調整されているギターであれば、指を乗せるだけ、です。

ナット側の弦高があまりに高かったりすると、結構力も要りますが…その場合は調整に出す事をお勧めします。

そんな訳で
まずはしっかりセーハだけした状態で全弦鳴らせる様に練習しましょう。

3弦だけ鳴らない、という事も多いかと思いますが、そこまで行けばひとまずOKです!
特に3弦に関しては、関節のない指の一番細い所に当たりがちです。

その場合は、縦方向に微調整して
太い所に当たる様にしてあげればOKです。

そこまで出来たら、他の指も押さえていきましょう。

この時のポイントは、押弦する指(特に中指)が
ヘッド側から斜めに使えている事

これは他のコードでもそうですが
ここで指がネックに対して垂直方向になっていると

そもそも手の構造上、3フレット分届かなくなります。
結果、セーハしている人差し指が1フレットを跨いじゃったり。

コードを押さえる時に指が垂直方向になる人は
そもそもの左手の使い方を改善してあげると良いです。

こちらもご参考にどうぞ

左手のフォーム

ここで挫折してギターを諦めてしまう人が多い、バレーコード。

ですが、出来る様になればやれる事が格段に増えます。

ぜひトライしてみてください^_^


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