気付き
こんにちは!
ギター講師の今野です^_^
さて今回は、左手のフォームについて
最近の気付きのお話を。
結論から言うと
基本的には左手の手首は曲がらない!
そして指毎に曲げ具合(伸ばし具合?)はそれぞれ違う!
という事です。
(もちろんコードなどによってケースバイケースですが)

手を握ると、指先は掌の中心に向かいます。
この構造は変わらない訳ですが
掌がネックに対して水平になってしまうと
特に小指ですが、掌の中心に向かう指は、フレットから遠ざかる向きになってしまいます。
これではフレット際の良い位置で押さえられません。
掌は立てるようにして、人差し指は引いて、小指側ほど伸ばすようにして使ってあげると
手の構造に逆らわずに、フレットの際に届くようになります。

その時、ギターは身体に対して斜めになる様に構えてあげると
(ネックを前に出すような形)
指先も、良い位置で押さえられるようになります。
目安としては、小指の付け根が指板面の延長線上に見える程度。

指先で押さえる、とは言いますが
実際には完全に先端ではなく、各指の親指側の側面を使って斜めに押さえてあげるような形になります。
完全に指先で押さえようとすると、全部の指がしっかりフレットの際で押さえる事が難しくなったり
指のお腹で隣の弦を触ってしまったり
という不都合が増えます。
この辺りをキッチリ守ってあげると
どうやら手首は曲がらないんですよね。
なので無理なく自然な形で押さえられます。
その後慣れてしまえば、もっとギターを身体に寄せて手首が曲がる形でも弾けるのですが。
主にクロマチックの基礎練習などをする時に気をつけたいポイントですが
コードを弾く時なども手の使い方は概ね同じです。
左手に力が入ってしまう人などは、改めてフォームを見直してみるのも良いのではないでしょうか^_^
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