演奏内容を”歌う”

こんにちは!

ギター講師の今野です(^^)

久しぶりの投稿になってしまいました(^^;

 

さて今回は、演奏について…のお話ですが

実際のテクニックや練習方法、という点とはちょっと違うお話。

 

皆さん、楽器の練習をする時は

譜面って、見ますよね。

 

特にギターの場合

音程の書いてある、いわゆる「五線譜」より

TAB譜やダイアグラムといった

指板上の、押さえる「場所」の書いてある譜面を見ることが多いと思います。

 

五線譜ですらそうなのですが、特にTAB譜などを見ている場合

どうしても、「場所」を覚える事に必死になってしまう事が多いんですね。

そうすると、どうも曲の流れを覚えられなかったり

スムーズな演奏にならなかったりします。

 

もちろん、新しく練習する曲は、まずはコードの形を覚えて…となる訳ですが

それだけを考えていると、なかなか曲が覚えられませんし

良い演奏になりません。

 

楽器を演奏する、その目的は

出したい音を出す事です。

押さえる指の形を覚える事は、その手段であり

目的では、ないですよね。

 

なので、ひとつおススメしたいのが

自分が演奏する内容を、頭の中で”歌う”事です。

 

「指の形を覚えて、弾いたら、音が出た」

というプロセスから

「頭の中で歌っている音を出す為に、こう押さえて、弾く」

という発想のプロセスになってくると

曲の覚えも早くなりますし

何より、演奏がより音楽的になっていきます。

 

その為には、まず演奏する曲をよく聴いてください。

練習する曲のCD(今はデータの方が多いですかね。笑)を良く聴いて

自分の演奏パートを音を歌える様にします。

頭の中で歌えれば十分ですが、実際に口に出して歌ってみると尚良いです。

ギターの場合、和音も多いので、全部は歌えませんけどね。笑

大体の雰囲気で大丈夫です。

 

そして、歌える様になってから

その音を弾く、という意識で演奏してみてください。

 

練習する前の、準備みたいなものでしょうか。

見落としがちなのですが、大事な事です。

 

騙されたと思って、やってみてください。

音楽の世界の見え方が、結構変わりますよ。

 


 

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