練習の第一歩は”覚える事”
こんにちは!ギター講師の今野です^_^
今日はバンドで演奏する曲を練習している生徒さんのレッスンでした!
さて、みなさんも色んな曲を演奏しているかと思いますが
曲の練習って、どんな風にやるでしょうか。
もちろん、まずはバンドスコアなどの譜面を見ながら、
運指やコード進行を確認して、弾いてみて…といった具合にとりかかると思うのですが
難しい曲だと、とりあえずどうやって指を押さえるのか、まではわかってもすぐには弾けませんよね。
それはそうなんですが。
だからと言って、ひとつずつ弾けるようになるまで練習して、
出来るようになったら次のセクションを練習して…ってやってると。
一見、堅実な様に思えますが
案外、中々上達しない様に思います。
その大きな理由が
その手法が”曲を覚えられない”手法だから、です。
ひとつずつ、どうやって弾くのか譜面を見ながら練習していると
次に弾く数音の事にしか意識がいかなくて、ちょっと進んだ後にはさっきやった所を忘れている…
なんて事も、しばしば。
でも、演奏するには
ある程度覚えていないと、弾けませんよね。
なので僕は完成度を上げる事よりも先に
まず “曲を覚える” 事を先にやるべきだと思います。
ちゃんと弾けなくても良いので
ある程度弾ける様になったら、一曲通して弾く練習をたくさんしましょう。
そうしてまずは流れを覚えてから、細部を詰めて行く方が
結果として、完成までの道のりが近くなると思います!
ちなみに僕がオススメしているのは
ちょっと無理してでも、とにかくクリックに合わせて弾く練習です。
クリックを使わないと、つっかえた時に演奏を止める事を
自分に許してしまいます。
そうしてしまうと、曲の流れが頭に入りません。
クリックを使ってつっかえても、曲が進行しているつもりでどんどん先に進んで弾いていきましょう。
繰り返し取り組めば、曲の流れが頭に入ると思います。
それから、苦手な所を部分的に練習してあげれば良いのです。
いきなり完璧に弾こうとしなくて良いのです!
なので、練習をする為にまずは、曲を覚えてしまいましょう!
そして、当然ですが曲の音源をしっかり聴くことも大事です。
たくさん聴いて、演奏内容や曲の構成も、耳で覚えましょう!
タブ譜やコードダイアグラムも便利なのですが
音源を聴かずにそればかり見ていると…ちょっとした弊害があります。
それについては、また改めて書きましょう。
とにかく、まず曲を覚えてしまいましょう!
まずは、それからです。
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